狂犬病予防接種四国犬 群馬・伊勢崎市

群馬県伊勢崎市で狂犬病予防接種を受けていない四国犬が12人を噛む事件
群馬県伊勢崎市で、四国犬が小学生を含む12人を噛んだ事件が発生しました。この四国犬は法律で義務付けられている狂犬病の予防注射を受けていなかったことが判明しました。

伊勢崎市では、犬の飼い主に対して、犬の登録と狂犬病の予防注射の接種が義務付けられています。生後91日以上の犬については、毎年1回、狂犬病の予防注射の接種が必要です。また、新型コロナウイルス感染症の影響で予防注射を受けられない場合でも、注射を受けられるようになったら、速やかに犬に注射を受けさせることが求められています。

狂犬病とは?

狂犬病は、ラブドウイルス科に属するウイルスによって引き起こされる感染症で、人間と動物の両方に影響を及ぼします。このウイルスは、感染した動物が人間を噛むことや、感染した動物の唾液が人間の傷口に触れることにより、人間に感染します。

感染初期の症状は、発熱や頭痛などです。しかし、ウイルスが脳に達すると、脳の機能障害や不安、混乱などの症状が現れます。さらに進行すると、患者はせん妄や異常な行動、水を見ると恐怖を感じる疎水症などの症状を示すことがあります。これらの症状が出ると、狂犬病はほぼ必ず致命的となります。

狂犬病は、発症後の死亡率が99.99%以上と非常に高いため、感染地域に旅行する際には予防接種を受けることが重要です。また、特に海外では、無闇に犬などに接近しないように注意が必要です。日本では、1956年以降、国内での狂犬病の発生は報告されていませんが、海外で咬傷を受け、帰国後に発症した例が4例報告されています※2021年3月時点

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