「脱退メンバー3人らに130億ウォンの賠償請求」
韓国ガールズグループFIFTY FIFTY
2022年11月18日にデビューした韓国の4人組ガールズグループです。所属事務所は、2021年に設立されたばかりのATTRAKT
FIFTY FIFTYは、デビュー曲「Cupid」全米ビルボードチャート「HOT100」にランクイン
TikTokやYouTubeなどのSNSでバズったことがきっかけで、世界中に知れ渡りました。
FIFTY FIFTYは、デビューからわずか1年足らずで、韓国のみならず、世界中で人気を博した異例のガールズグループです。その人気は、メンバーのビジュアルや歌唱力はもちろんのこと、SNSを活用した巧みなプロモーション戦略も一役買っていると考えられる
芸能事務所「ATTRAKT」が脱退メンバー3人に対して130億ウォン(約14億円)の損害賠償請求訴訟を起こした。
FIFTY FIFTYの所属事務所であるATTRAKTは、2023年12月19日、脱退した元メンバー3人(セナ、シオ、アラン)と、彼らを脱退に導いたとされる外注サービス会社THE GIVERSとその代表アン・ソンイル、さらに元メンバー3人の親を相手取り、130億ウォンの損害賠償を請求する訴訟を起こしました。
ATTRAKTは、元メンバー3人が専属契約を不当に破棄したことで、グループ活動の継続が不可能となり、多額の損害を被ったと主張しています。また、THE GIVERSとアン・ソンイルは、元メンバー3人の脱退に積極的に加担し、ATTRAKTの損害を拡大させたとして、共同不法行為による損害賠償を請求しています。
ATTRAKTは、損害賠償額を数百億ウォンに算定したとしていますが、今後の損害拡大の可能性を考慮して、130億ウォンから賠償するように請求した
韓国ガールズグループfifty-fiftyYouTube
シオ、セナ、アランの3人が、対立中の事務所 ATTRAKTとの契約を解除ししていた。
これに先立ち、FIFTY FIFTYメンバー4人は今年6月にATTRAKTが精算資料の提供とメンバーの健康管理義務などを履行しなかったと主張して専属契約解約仮処分申請を出したが、8月裁判所はこれを棄却した。
これに対してメンバーのキナは10月にATTRAKTに復帰してFIFTY FIFTYの活動を再開し、ATTRAKTは残りのメンバー3人の専属契約解約を通知した。