鶴岡八幡宮、神社本庁を離脱へ

源頼朝ゆかりの鶴岡八幡宮、神社本庁を離脱へ 背景に内部対立?
鎌倉市の鶴岡八幡宮が、神社本庁を離脱する方針を固めたことが分かりました。5日付で宗教法人法に基づき、境内に公告しています。

離脱の理由は明記されていませんが、神社本庁の内部対立が背景にあるとみられています。

神社本庁とは?

神社本庁は全国約8万社の神社を傘下にもつ国内最大の神道系包括宗教法人です。近年は、方針の違いなどを理由に、金刀比羅宮(香川県)など有名神社の離脱が続いていました。

鶴岡八幡宮とは?

鶴岡八幡宮は、鎌倉幕府を開いた源頼朝が1180年、先祖ゆかりの京都・石清水八幡宮を現在地に祭ったのが始まりです。源氏ゆかりの神社として、歴代将軍の崇敬を受け、武家政権の守護神として信仰を集めてきました。


今回の離脱の影響
今回の離脱は、神社界に大きな影響を与えそうです。今後、他の神社も追随する動きが出てくるかどうか注目されます。