平野美宇、パリ五輪卓球シングルス代表権を獲得
平野美宇選手（23歳、木下グループ所属）がパリオリンピックの卓球シングルス代表権を獲得しました。これは全日本選手権女子シングルス4回戦で、選考レースで争っていた3番手の伊藤美誠選手（スターツ所属）が6回戦で敗退したためです。
現在、選考ポイント1位は早田ひな選手（23歳、日本生命所属）で790.5ポイント、2位は平野美宇選手で486ポイント、3位は伊藤美誠選手で451.5ポイントとなっています。早田選手は他の選手が上回ることができない大差をつけて選考レーストップに立っており、残り1枠の戦いは平野選手と伊藤選手の間で行われていました。
この結果、平野美宇選手が初の五輪シングルス代表権を確定
卓球 平野美宇 パリ五輪女子シングルス代表内定が確実にhttps://t.co/BLaaCWDpXd #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) January 26, 2024
伊藤美誠、全日本卓球選手権で敗退しパリ五輪シングルス代表権を逃す
伊藤美誠選手（23歳、スターツ所属）が全日本卓球選手権大会の女子シングルス6回戦で敗退しました。6回戦では木村香純選手（24歳、トップおとめピンポンズ名古屋所属）にゲームカウント3-4で敗れました。
この敗退により、伊藤選手はパリ五輪の卓球シングルス代表権を逃しました。既に代表を確定させていた早田ひな選手（日本生命所属）に続き、平野美宇選手（木下グループ所属）がシングルス代表になりました。
伊藤選手は団体戦要員として選出される可能性がありますが、あくまでも狙っていたのはシングルスでの五輪金メダルでした。団体戦要員の3枠目は2月5日に発表されます。
伊藤選手は「私はずっとシングルスで優勝したいと思っていて。団体戦に選出されても出るかは決まっていないけど、落ち着いて、どこまでやるかをしっかりと考えて。昔からの目標は、いいところで辞めたいというのが一番なので。良いところで終わりたいから、欲張って、もうちょっと頑張ります」と話しました。.